プリント基板の高速伝送・電源安定化・ノイズ対策セミナー

【イベント概要】

2023年4月21日名古屋(RITAエレクトロニクス本社)、6月14日東京(IKE・Biz としま産業振興センター)、6月23日大阪(RITAエレクトロニクス関西支店)でプライベートセミナーを現地開催にて実施しました。
本セミナーイベントは、これから高速DRAM搭載の基板開発に携わる方、10Gbpsクラスの高速シリアル伝送に取り組まれる方、およびプリント基板のノイズ対策の基礎を学びたい方に向けた内容として、3つの講演セッションと関連商品の展示を行いました。
合計100名以上のお客様がご来場くださり、各セッション後は展示コーナーにて講師に直接質問を頂き、活気溢れるイベントとなりました。

【セッション1「高速DRAMを搭載するプリント基板に求められること」】

 

セッション1では、DDR3, DDR4, LPDDR4といった高速DRAM伝送を実現するため、各メモリの仕様の違いやプリント基板のパターン設計時の注意事項を基礎的な内容から説明しました。また、弊社で開発したDDR4, LPDDR4搭載ボードを題材に波形シミュレーションの活用ポイントや実測方法を紹介しました。
お客様から、DRAM設計に必要な要素が簡潔にまとめられており、分かり易かったなど、コメント頂きました。

 

【セッション2「高速シリアル伝送基板の設計方法と開発事例」】

 

セッション2では、10Gbpsを超える信号伝送を実現するため、プリント基板の基材選定やパターン設計時の信号配線の最適化方法を説明しました。また、弊社の開発ボードを用いた実測・シミュレーションの波形比較や画像インターフェースに設けられているリターンロス規格合致のためのシミュレーションを紹介しました。
お客様から、実測とシミュレーションの比較が確認できて良かったなど、コメント頂きました。

【セッション3「プリント基板の電源安定化・ノイズ対策設計手法と事例」】

 

セッション3では、放射ノイズの増加や機器の誤動作の対策のため、プリント基板のパターン設計が起因して発生するノイズについて、信号系と電源系に分けて説明しました。また、シンプルな評価基板を用いた実験結果とシミュレーションで導出したパラメータとの相関性について紹介しました。
お客様から、パターンとノイズの関係が分かった、電源インピーダンスとノイズの関係がわかったなど、コメント頂きました。

【まとめ】

これからボード開発に携わる開発者様を主な対象として、高速DRAM伝送、高速シリアル伝送、および電源安定化・ノイズ対策について、対面形式のセミナーイベントを実施しました。多くのお客様にご来場いただき、関連商品の展示コーナーにて直接講師にご質問いただき、大盛況なイベントとなりました。
今後もお客様にとって有意義なイベントを計画したいと思いますので、ご要望がございましたら、営業担当までご連絡をお願いします。

 

【セミナー資料】

セッション1「高速DRAMを搭載するプリント基板に求められること」
https://www.ritael.co.jp/mypage/document/2023-04-26-01/

 

セッション2「高速シリアル伝送基板の設計方法と開発事例」
https://www.ritael.co.jp/mypage/document/2023-04-26-02/

 

セッション3「プリント基板の電源安定化・ノイズ対策設計手法と事例」
https://www.ritael.co.jp/mypage/document/2023-04-26-03/

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イベント開催報告

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