当社RITAエレクトロニクス（本社：愛知県名古屋市）は東京ドロウイング株式会社（本社：東京都大田区）と電子機器からの放射ノイズに関する共同開発を行いましたので、ご案内いたします。

EMI（放射ノイズ）の実測と電磁界解析（シミュレーション）

1980年代より電子機器製品開発においてEMC（電磁両立性）（EMI（放射ノイズ）, EMS（ノイズ耐性））の要求が始まり、近年でもEMI検証はデザインルールチェックと電源共振解析が主たる解析（シミュレーション）方法となっており、これらルールチェックと電源解析だけではEMI抑制には不十分で、基板改版になるケースも少なくありません。本共同開発では、両社が培ったノウハウを活かし、現在利用可能な最新の電磁界解析ソフトウェア・ハードウェアにてEMIの定量化を行い、回路／AW設計（パターン設計）の最適値（規格マージンと製造コストのバランス）を設計段階で⾒出すことを目的とするものです。この取り組みにて、お客様からのEMC要求を満足する設計（解析）サービスの提供を図ってまいります。

・検証用ボードの設計／製造及びEMI実機測定
・検証用ボードに対する電磁界解析（シミュレーション）

《回路／層構成を共通とした２種のパターン設計基板を製作》

《基板組込み用の金属筐体及びLCD取付金具を製作》

実施結果を随時公開してまいります。

この一環として、2024年6月28日　一般社団法人電子情報通信学会　環境電磁工学研究会（EMCJ）にて共同発表いたします。詳細は主催者ホームページや弊社ホームページの当該記事をご覧ください。

・東京ドロウイング株式会社について

<概要>

・RITAエレクトロニクス株式会社について

<概要>

上記各社へホームページ等からお願いいたします。