課題

電子材料であるプリント配線板の多用化が進む中、各基材メーカーより、コンシューマー分野からインフラ関連、電子デバイス、車載機器用の顧客要望を満たす 様々な材料種が新しくラインナップされてきています。それらの新規特殊材を常用、試作評価用途の少量生産・短納期対応、特殊材を製造する技術力を有し、取り組んでいるプリント配線板基板製造メーカーは多くはありません。

当社のご提案

1. 幅広い基材メーカーとの連携

海外協力会社との連携から、国内の基材メーカーだけではなく、海外基材メーカー材の入手ルートも確立されております。

そのため、海外量産を視野にいれた材料での試作評価基板を自社製造で対応するなどの実績があります。

また、海外材料における品質・技術サポートも国内メーカーと同等に対応できます。

 

2. グレード別対応可能材料

安価でプリント基板を提供可能なコンシューマー分野の一般材料から、環境配慮型材料、ルーター・サーバーなどのインフ ラ関係や半導体評価用・高周波部品の電子デバイスなどに使用される低損失材料まで量産対応ラインアップを揃えております。対応可能材料は、表1をご参照く ださい。

 

 表１：対応可能材料一覧(2016年3月21日時点)

 

FR-4は、主にコンシューマー分野、インフラ関係、車載用機器に幅広く使用されている材料です。

低損失材は、インフラ関係のルーターや基地局、および半導体デバイスの高周波部品に使用されている材料です。その他、高機能材として、各種要求に対応できる材料での製造が可能です。

 

3. 低損失、高機能材料取組

30年以上のプリント基板製造実績と、長年一般材料などで培った知見・製造技力を特殊基板にも展開・応用し、全くの未経験材料でのプリント配線板製造に対しても、安心して使用頂ける製品を製造しております。

 

高機能化と製品価格の低コスト化を両立させた、｢高機能材料｣と｢一般材料｣とのハイブリッド基板の製造実績もあります。

また、製造させて頂いたプリント配線板を用いての各種評価設備・機器での、短期～長期信頼性評価もサポート、基材メーカーとの連携により、各種の評価データの提供も行っています。

結果

プリント配線板の多用化が進む中、各基材メーカーより、コンシューマー分野からインフラ関連、電子デバイス、車載機器用の顧客要望を満たす様々な材料種が新しくラインナップされおり、弊社の製造技術によりさまざまな材料での基板製造が実現できました。

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